骨髄は「血液をつくる工場」です。
パイプ状になった骨の中空部分にゼリー状の骨髄液がつまってます。
ここに赤血球や白血球などをゆくる造血幹細胞があります。
この骨髄に異常がおこると「血液の病気」になります。
病気になった骨髄液を、健康な人から骨髄液を提供してもらい入れ替えます。
これを骨髄移植といいます。
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骨髄移植を成功させるためには・・・
患者と提供者のHLA(白血球の型)を適合させる必要があります。
兄弟姉妹で4人に1人、血縁関係がないと数百人~数万人に1人の確立です。
※血液型が違っていても提供できます。
血縁者に提供者がいない患者さんを救うために、骨髄バンクがうまれました。
骨髄バンクは患者さんと血縁関係のない提供者の仲人役を果たします。
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1 登録
提供希望者の腕から採血をしてHLA型(白血球の型)を調べ、そのデータを
登録します。
2 検索
HLA型をコンピューターに登録し、患者さんと照合検索します。
提供候補者の一人として選ばれたときにはご連絡いたします。
3 説明
専門のコーディネーターから骨髄提供についての詳しい説明を受けます。
4 同意
提供に同意してサイン、採取、移植の日程が決まります。
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骨髄を提供するドナー
1 入院
採取前日に入院して検査を受けます。
入院は3~5日です。
2 麻酔
当日の骨髄摂取は全身麻酔下で行われます。
3 採取
手術室で提供者の腰から注射器で骨髄液を吸引します。
移植を受ける患者さん
1 移植
採取された骨髄液は直ちに患者さんの待つ病院に運ばれて移植されます。
2 造血開始
移植された骨髄が10日から2週間で正常な血液を作り始めます。
3 社会復帰
健康な新しい血液を作れるようになった患者さんは・・・
退院して普通の生活を送れるようになります。
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公益社団法人日本骨髄バンクでは骨髄バンクデータ集を発表掲載しています。
骨髄バンクデータ集→ここをチェック!!
このページに関する内容は・・・
特定非営利活動法人全国骨髄バンク推進連絡協議会のHPとリンクしています。